Dante controller syncの注意点(01v96i+Danteカード)

○Dante controller syncの注意点

chakimusicシステムでは01v96iとimac2012年モデルを使用しprotoolsにて録音やPAをしております。
外部クロックをマスターにする際にADAT WORDCLOCK USBでの接続が必要なのですが、DANTEカードを導入し
DANTEでの外部クロックマスターにする手順を紹介いたします。

01v96iはデジタルミキサーとしてだけではなく、USB2.0接続だけでPCとの音声のやり取りが可能で、16ch in out対応といったスグレモノのインターフェイスにもできます。今回はDANTEカードを導入してのご説明になります。

DanteとはAudinate社(オーストラリア)が開発したデジタルオーディオネットワークの規格です。
IPネットワークとギガビットイーサネットに準拠し、ネットワークスイッチとイーサネットケーブルを用いて、
多チャンネルの非圧縮デジタルオーディオ信号を低レイテンシーで送受信できるものです。

wordclockとして、rosendahl nanosyncs ミキサーは01v96i PCはimac2012年モデルになります。

 

 

 

 

 

今回はwordclolck接続でやりましょう。

nanosyncs〜01v96iへBNCケーブル(75Ω)にて接続し、01v96iとimacはイーサネットケーブル

(CAT5E)にて接続。マスターはnanosyncsですので、01v96iはWC inに設定 すればオケ!

 

見づらくて申し訳ないですが、これでマスターとスレーブの関係になったのでオーケーです。

次にimac側ですが、dante接続の際 PCソフトウェアのDVSとDante controllerが必要になってきます。

Dante Virtual Soundcard (DVS)はドライバーソフトウェアで、PC/Macのネットワークポートを
Danteオーディオインターフェースとして使用して、64チャンネル@48kHz入出力を可能にします。
Dante controllerはオーディオネットワークのダンテ製品個々間の接続の管理をするソフトウェアになります。
DVSは有料で、Dante製品を購入すると1ライセンスもらえたりといろいろありますが、こちらでは割愛いたします。

Dante controllerにて、danteカード部分のpreferredMasterとEnable Sync To Extaernalをon

後はルーティングしてあげれば、sync完了になり問題なく使用できると思われます。

一つ注意点としまして僕のimac2012の事例ですが,なぜかclockstatusが安定せず途中で音切れなどが起こりました。
改善策としてDVSのverを最新ではなくverを落とすと改善され、問題なく安定いたしました。
最新がDVS(4.1.0.8) 落としたverがDVS(4.0.4.3)になります。
拙い英語でサポートに問い合たところ、一部のimac製品で見られる事例らしいです。

以上になりますが、今後もこのような日々の気付きなど載せていきます。

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